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ポンコツ弁護士に相続手続きを頼んだら約300万円の損をしかけた話①始まりは手間はかかるけど簡単な相続案件だった

ポンコツ弁護士に相続手続きを頼んだら約300万円の損をしかけた話

——弁護士との長い交渉記録


ひどい弁護士にあたってしまい、大損しかけたけど、いろいろ調べて交渉した結果、弁護士がポンコツすぎて(?)最終的に無事補償を勝ち取った(100%納得できたわけではないですが)というなかなかアレな経験をここ1年ほどかけてしておりました。

同じような状況に置かれた人の参考になれば、という思いでブログにしてみました。よかったら見てみてください。


目次

始まりは手間はかかるけど簡単な相続案件だった

K弁護士との付き合いがはじまったのは、2020年の夏のことだった。

事の始まりは母からの電話だった。
祖父の父(私にとってのひいおじいちゃん)が亡くなったので遺産相続を行なわないといけない。
世代的に祖父は兄弟が多く(相続人が兄弟だけで7人)、手続きは非常に煩雑になるようで、素人が自力でやりきれるものではない。「これはプロに頼むしかない」ということになり、私にだれか弁護士知らないかという相談だった。

そこで思いう浮かんだのが、これから長いお付き合いになるはめになったK弁護士だった。。
K弁護士は友人の友人で数回飲みにいったことがある程度の知人だった。
私は関西の片田舎の小さな町で生まれ育ったのだが、K弁護士はその私の実家の隣町に法律事務所を開いていた。実際に仕事を依頼したことなどはなく、経歴や実力などなにも知らなかったのだが、母がやり取りするには大阪などの都会で探すより、実家の近くのほうが、都合がいいと考えたのだ。

K先生の事務所のウェブサイトを見てみると、相続案件の経験が豊富であることをアピールしており、実績を示す写真や文章が並んでいた。
これなら、大丈夫かなと思い、相談に行くと快く受任してくれた。2020年夏に初回相談、2021年2月に遺産分割調停申立の委任契約を正式に締結した。

遺産分割調停自体は、特に揉めることもなかったが、祖父以外の残りの6人の相続人の連絡先を調べて、裁判所から通知を送ってもらったりしたり、とにかく手間がかかるようで、ずいぶんと時間がかかり、調停中に、その祖父自身も他界した。


今度は父の相続のため成年後見人に

事態が複雑になったのはここからだ。

祖父がなくなったため、今度は祖父から父、叔母への遺産相続をしないといけないのだが、私の父が若年性アルツハイマーを発症していた。本人に判断能力がなければ成年後見人が必要になる。特段の事情がなければ、親族の成年後見人だけでいいのだが、今回のケースでは、不動産を含む相続財産を管理・処分があったため、法律の専門職のものも成年後見人に選定する必要があるということだった。相続が終われば、専門職は辞任し、親族後見人のみになる。

祖父の相続案件自体は時間こそかかっていたものの、一応の解決はつき、特にK弁護士に問題がないように思えた。(これも後日、少し問題があったことがわかったのだが)
そこで、このまま、K弁護士に父の成年後見人もお願いすることにした。
2022年12月、関西地方の家庭裁判所においてK先生と長男である私が父の成年後見人に選任された。遺産分割が完了するまでK先生が後見し、その後私が引き継ぐという段取りだ。

K先生の主な仕事は、相続した大阪の不動産(祖父が晩年まで住んでいた家)を売却し、その資産を適切に管理することだった。

2023年12月、その不動産が約2000万円強で売却された。

「これでようやく長かった相続案件も一段落だな」——そう思っていた。


→ 第2話へつづく

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